耐空検査と歴史探訪

梅雨入りした最初の週末の東海地方。岡崎滑空場も朝は雨模様となりましたが、機体整備部を中心に10名以上が集合。天気予報を信じて雨の合間に複座練習機ブラニクの耐空検査を何としてもとの執念での活動開始。午後からは何とか飛べそうだという事で、整備と各所確認も最終段階です。

午後になると予報通り雨も上がりフライト可能な状態に、いやそれ以上に薄日まで射すものだから、河川敷の草原にある滑走路は物凄い湿気の蒸し風呂状態。暑さと湿気と闘いながら、検査飛行も実施。年明け早々から整備に入っていたので、実に半年近くでブラニクは岡崎の空に戻って来る事ができました。

その後検査は無事合格という事で、参加した練習生三名が早速搭乗。久々の練習フライトを楽しめたようです。スケジュールの都合で間をおかずに単座機2機が検査整備に入ります。機体整備部の皆さんも大変忙しい状態になりますので、クラブ員の皆さんぜひ参加してフライトと整備作業が両立できるよう、宜しくお願いします。

 さて、雨待機中だった午前中。中の人は石川さんの案内で市内大門町にあった『旧岡崎滑空場跡地』を訪ねてみました。

今はすっかり草木に覆われた河川敷になっていましたが、ここが岡崎飛行クラブ発祥の地と思うとなかなかの感慨がありますね。

堤防を挟んだ場所にある神社の境内にはかつて格納庫もあったそうで、案内してくれた石川さんも懐かし気でした。この場所の事は後日改めて紹介できればと思います。

(渡)