そもそもグライダーとは?

グライダーとはエンジン等の動力を持たずに空を飛ぶための乗り物です。日本国内では『滑空機』として登録されている正式な航空機です。整備・点検が義務付けられている安全な乗り物です。

単座機(1人乗り)と複座機(2人乗り)があり、初心者は操縦教育資格のあるパイロットに同乗してもらい、複座機で練習を始めます。個人差はありますが,100 ~200フライト位で単独飛行ができるようになります。技量の向上には時間がかかるかもしれませんが、グライダーは年齢や体力に関係なく楽しむことができます。

練習を始めるにはどうしたらいいの?

入会したうえで、国土交通省発行の『練習許可書』を取得します。国土交通省指定の医院または病院で健康診断(航空身体検査)を受診し、航空局から練習許可書を発行してもらいます。

練習許可書は毎年更新が必要になりますので、航空身体検査に10,000円 ~ 20,000円、練習許可書の発行手数料に1,300円程の費用が毎年掛かります。

  • 身体検査の受診と練習許可書の申請は入会後で大丈夫です。手続き等についてもクラブ員がサポートします。

単座機に乗れるようになるには=ひとりで飛べるようになるには?

順調に練習を重ねて行けば、3~5年で単座機に乗れるようになります。単座機には技能証明がなくても搭乗できます。有効な練習許可書を所持しており、教官から技量認定を受ければ搭乗できるようになります。

  • 岡崎飛行クラブでは、単座機ASK23、またはDisucusの初回搭乗時に単座会員費として50,000円が必要になります。

全くの未経験でも大丈夫?

クラブ員の殆どは、入会してからグライダーを始めた人達です。フライトにあたっては教官を始めクラブ全体でそれぞれのフライトをしっかりサポートします。練習飛行や覚えなくてはいけない知識の為の勉強など色々ありますけれど、空を飛びたいという気持ちがあって、練習を続けていけば、必ず一人で飛べるようになれます。

毎週必ず参加しなくてはいけませんか?飛べない日は何をしますか?

社会人のクラブなので、ご自身の都合に合わせたペースで参加して頂いて大丈夫です。
天気が良い日曜はフライトをしていますが、雨や強風で飛べないときにも格納庫で機体整備や勉強会を行う事があります。

服装等の決まりはありますか?

河川敷での活動になりますし、グリスや工具を使う事もあるので汚れても良い服装をご用意ください。日差しをうけるので帽子の着用をお願いします。また草地を歩くので露や霜、降雨後の水たまりがあり靴が濡れてしまうので、換えの靴やゴム長靴があると便利です。