小春日和は練習日和

立冬も過ぎて暦ではもう冬となりました。ですが今日は朝から日差しも暖かく過ごしやすそうな一日。岡崎滑空場も穏やかな北西風となり、操縦の基本練習をするにはもってこいな雰囲気になりました。

 

フライトを開始した10:30頃からしばらくは10分未満のバッタ飛びが続く状態で、空を見上げても上昇気流の目印になるような積雲は全く見えない真っ青な空。複座機での練習を中心にフライトを続けています。

 

ですがよく見るともう一つの目印、トンビ先生が上空をくるくると旋回中。気流の発生予測を事前に確認した稼教官によると13:00~15:00頃が滞空できる条件になるとのこと。(注:各自で前日から情報入手して、飛べる条件を予測しませう・・・)

 

その後お昼頃から予想通り空域各所で上昇気流が発生しはじめたようで、単座機でフライトしたライセンシーはもちろん、複座の練習生フライトでも30分以上の滞空が連発するようになり、組んだ3機すべてが空の上。地上はマタ~~リとした時間に。ポカポカ陽気と、教官のアメリカ土産のオヤツで小腹も満たされて、思わずあくびが出そうになる時も・・・。

 

15:00近くになると滞空できる気流も収まってしまったようですが、風は終日一定の穏やかさで吹いてくれたおかげで練習生の訓練回数を増やす事ができました。

 

活動終盤のフライトは入会検討されている方の体験搭乗と久々に単座機でフライトの稼教官で締めくくり。フライト前に離陸用ワイヤーの交換をしたのでスタートが遅くなっても全27発。30分以上の滞空は5発と小春日和の穏やかな日のやさしい風を身に染みて飛んだ一日となりました。

 

(渡)