立冬・・・?

本日11月7日は『立冬』だそうで、暦の上では今日から冬なのですが、そんな気配は微塵も無く、着てきたフライトジャケットも要らなくなるような暖かさ。小春日和の中でのフライトになりそうです。

 

前日夜から明け方にかけて降った雨のせいか、地表もあまり温まらず。空も雲が残り日差しもそこまで強くはなくて、静穏な空。複座での練習フライトを優先していますが、待っている時間がややもったいないです。

 

そこで「誰も行かないなら23で出ていいですか?」と出撃希望した私。穏やかなうちに単座の練習をしてこようと上がってみたら曳航索の離脱と同時に上昇気流の『リダポン』状態。滑走路すぐ横に出ている弱いプラスに乗っかり望外の滞空。風向きの変わり目という良いタイミングと、操縦しやすいASK23のおかげで30分ちょうどの滞空ポイント1点を久々に獲得できました。

 

その後は滑走路を南向きに変えて午後からもフライト継続。やはりプラスは弱いようで、天井も1,600~1,700フィートで頭打ち。同じサーマルの中をガグルを組む練習をしたりと穏やか目なフライトが続き、名ばかりの初冬の空を存分に飛び回るまでにはいかなかったようです。

 

それでも岡崎公園まで足を延ばしてみると、先週から更に木々が色付き始めた様子が分かります。空からみる秋の岡崎市の風景が中の人的には好きだったりします。

 

先日岐阜支部にて指定養成を修了して、ライセンシーとなった堀田さん、渡邊(隆)さん、若尾さんもフル参加。ひと足先に航空身体検査を受診して、晴れて機長フライトが可能な若尾さんはASK23に搭乗。久々の単座機で緊張したそうですが、着陸を間近で見ていた中村教官からは「うまいもんだ」とお褒めのお言葉。

 

そして麥谷さんを合わせた指定養成合格メンバー4名からは、記念に中部日本航空連盟のオリジナルステッカーをプレゼントして頂けました。クラブの専属デザイナー堀田さんデザインで格好良いです。ありがとうござましたっ!!

 

フライト終盤になってやっと日が差すようになりましたが、つるべ落としの秋の夕日。次回も良い天気の中でたくさん飛べるようにと期待しつつ、暗くなる前にお片付けして、また来週となりました。

 

(渡)