秋模様の空と夏の暑さと

朝夕はすっかり涼しくなって、季節も秋へ向かっていくなぁと感じながら9月最初の活動日に集まったメンバーは19名。複座2機、単座2機を組んでのフライト開始となりました。

 

当初の気象予報では終日北側からの風になるのでフライト前も南側滑走路だけを草刈りしておきましたが、まさかの南風が吹き始める始末。北側滑走路は草が延びている箇所があり、2機連続着陸はできない状態。1機ずつ安全な箇所に空輸して滑走路を入れ替えましたが、最後に残った重量級のデュオ・ディスカスだけは追い風が制限値を超えたので無念の陸送。その間にトラクター2台をフル稼働させて、離着陸可能な状態に整える事ができました。

 

その後、仕切りなおしでフライトを再開しましたが、空はすっかり秋の雲。コックピットから見渡す風景もいつの間にか季節が変っている事を教えてくれています。そんな初秋の風に乗ってのフライトは大きな上昇気流を捕らえることがなかなか難しかったようで、1時間超えのフライトもあれば5分で帰還もありと、差が大きく出た一日となりました。

 

そんな中、今日は岐阜大学航空部に所属する嶋本さんが岡崎滑空場に見学に。大学の格納庫に眠るL-13の後継機、L-23スーパーブラニクに興味があってとの事なので、佐々木教官と一緒に体験フライト。いつもと違う場所で違うグライダーでのフライトは思っていた以上に楽しかったようで、是非また遊びに来たいと嬉しいお言葉も頂きました。

 

活動時間も残り1時間となった16:00頃。朝方の涼しさはどこへやらな予想以上の暑さに一同お疲れモード。少し早めに撤収飛行をしようと計画しましたが、疲れたのは人間だけじゃなくウインチまで不調になってしまい、グライダー3機を格納庫まで1km近く陸送するという疲れた体にとどめの一撃を喰らいながらのフライト終了となりました・・・。

【業務連絡】

次週からデュオ・ディスカスが耐空検査前の整備になります。フライトと並行して行うので、多くのクラブ員の参加、ぜひ宜しくお願いしますっ!!

(渡)