長旅と雷鳴の週末

【9日(土)】

クラブの単座練習機、ASK23。2000年代から岡崎の空を飛んで15,6年ほど。気づけば機体の塗装も劣化してしまいました。なので再塗装を実施すべく、岡山県の業者さんに作業を依頼。坂田整備士をはじめ4名で往復800kmの旅へ。

 

暫くの間は乗れなくて残念ですけれど、年明けには綺麗になって戻って来る予定なので、楽しみに待ちましょう。

【10日(日)】

往復12時間以上の日帰り強行軍をしたメンバーもそのまま本日のフライトに参加。天気がどうもアヤシイので、フラッグシップのデュオ・ディスカスの耐空検査だけはなんとしてもと思いつつも、準備だなんだで結局フライト開始は正午近くに。

 

飛びはじめの頃はまだまだ日差しも青空もしっかりあって、デュオの検査飛行も無事終了。また1年間存分に飛べるようになりました。

 

・・・が、その後のフライトで上空から見ると南東から迫る雨雲が見えるように。やがて遠くから聞こえる『ゴロゴロゴロ・・・』。こうなるとフライトは危険なので地上で待機になると同時にとうとう降り出す結構な雨。

 

グライダーも雨ざらしになってしまうので、特に金属機のブラニクは養生の為に木下さんお手製のビニールカバーを実戦投入。

 

以降も雨はなかなか止まず、雷鳴も強まってきましたが、とうとう目の前の矢作川に落雷!!!聞いたこともないような音と稲妻に震え上がる一同。これ以上ここにいたら危ないので、雨脚が弱まった隙に撤収、7発飛んで片付けとなりました。

 

後日、稼教官が調べたら、

『雷が近くで鳴っている時にテントの下は危険』

との情報。落雷が100m、ヘタすると数10mずれていたらと思うと本当に運が良かっただけのようです。大気が不安定なこの時期、被害に遭わないように対策はしっかりしなくてはいけませんね。

 

(渡)