春季飛騨合宿レポート

今年の春季飛騨合宿、、愛知支部からは4月29日にデュオディスカス単機のみ持ち込んで参加しました。29日の朝は乗鞍もくっきり見える好天で早速機体を組み立てて滑走路エンドにラインナップ。

 

ところが曳航機のエンジン燃焼が不安定で振動が出ているらしく、マグネトーや電気配線の交換が必要との曳航パイロット浅田さんの判断でこの日はフライトキャンセル。浅田さんは午後から交換部品を取りになんと仙台まで車で戻り、翌日の昼過ぎ!!にはとんぼ帰りで戻ってきました。しかしエンジン不調はこの日も解決せず、雨上がりの午後に組んだ機体はむなしく再収納。今日まで参加の石川さんと初参加の若松さんは結局飛べず仕舞いとなってしまいました。

 

そして迎えた5月1日、心配された曳航機のエンジンも復調、フライトは若干遅れたものの、11時前には開始。先週参加の佐々木教官にチェックライドを受けた私は、早速飛騨初参加の津加さんと上がってみると予想以上に条件も良く、飛騨エアパーク東7kmの十二ケ岳で一気に9,000ftまで上昇、北回りで乗鞍到達。この時は剣ヶ峰を目指して稜線を歩く登山客も沢山確認できました。

 

午後からは春は初参加の鈴木理絵さんと今度は南の千町尾根から乗鞍へ。続いてこれも初参加の鈴木辰さんとはまた北回りでと都合3往復のビッグデイとなりました。

 

この間、佐々木さんは愛機DG800で槍ヶ岳から御岳までと北アルプスを3時間余り飛び回っていました。

 

この日の16時前、最後になった松村さんの時はさすがにオーバーキャスト気味になってしまいましたが、それでも45分のフライトとなりました。

 

翌日5月2日は北からの横風が10ノットをしばしば超えて風待機も交えながらのフライト。9km圏を超えることはありませんでしたが、荒れる気流と格闘しながら7,000ftぐらいまで上がって北アルプスの眺望を楽しめるフライトとなりました。

 

翌3日の参加は佐々木さんのみとなり、デュオには岐阜支部のメンバーに乗ってもらって楽しんだようです。4日はデュオのフライトは無し。今週末の土日は雨天予想のため、5日が合宿最終日となりました。機体は6日に若尾さん、若松さん、堀田さんがフライト無しで持ち帰る予定です。

(中)