グライダー 滑空競技会 in 浜北

見事な秋晴れに恵まれた週末、静岡県は浜北滑空場で開催されたグライダー競技会に参加してきました。コロナの影響で実に3年ぶりの競技会に、ヤマハソアリングクラブさんと我々中部日本航空連盟三支部の4チームが集結。どれだけ短時間で上昇高度を獲得できるかを競います。

 

岡崎チームは選手8名中3人が初参戦の練習生。ハンデが付かないので優勝できるチャンスもあり。競技フライトに緊張しながらも、初めて飛ぶ浜北滑空場の空を楽しんで飛ぶ事ができたようですし、普段慣れた岡崎以外でのフライトが経験値を上げる事にも繋がったようで、これからの練習もすごく楽しみになったそうです。

 

競技の方はと言いますと、滞空するのには良い条件が2日間とも続いてくれたおかげで4チームの接戦状態。登りきれる高さは大きく変わらないので、「どれだけ早く」が勝敗の分かれ目になりそう。競技前も最中も、この滑空場で上昇気流をうまく捕まえるコツを稼教官から伝授される様子も。

 

1日目は5ラウンド、2日目は4ラウンドの計9ラウンドのフライトを各チームが繰り返しましたが、団体、個人ともに結果は最後まで分からない好ゲームとなりました。

 

また教官パイロットは『安全装置』として他チーム機のの後席に搭乗。競技フライトが安全に行われるよう見守る大事な役目。幸いにも事故もインシデントも無く全フライトを終える事ができました。

 

さて、結果はと言いますと、団体部門は我らが岡崎チームが優勝!6連覇を達成する事ができました。そして個人部門でも前回優勝の松村さんが2位入賞。デュオ・ディスカスの性能が高い分機体ハンデも強めでしたが、それを跳ね返す好結果で締めくくる事ができました。ばんざ~~~~~い!ばんざ~~~~~い!!ばんざ~~~~~い!!!

 

飛騨合宿から続いた競技会で中航連のイベントも年内はひとまず終了。運営に関わった皆さん、本当にお疲れ様でした。また来年の春に皆で集まってフライトを楽しめるよう、各チームのホームベースで安全に訓練を続けましょう。中航連としても、岡崎飛行クラブとしても、個人的にも貴重な経験を重ねて、グライダーで飛ぶ事の楽しさをまた思い起こさせてくれた秋のフライトになりました。

(渡)