夏季連続フライト

夏休みの土日連続フライト。先週は雨や参加者少のためノーフライトでしたが、今週は何とか実施。先ずは土曜日、用意したのは複座2機と単座のディスカス。

 

午前中は堤防横のクリーンセンタ-にひっきりなしに清掃車が出入りするため待機が多く、合間に何とか複座2発を上げてピスト交換。午後も13時前後に少し条件が出ただけで、バッタ飛びが殆どでした。

 

そんな中で、本日のトピックスはクラブ唯一の女性ライセンシー鈴木理絵さん。運航部が全員お休みで教官以外にピストがいない状況でしたが、学生時代に経験しているということでマイクを握ってもらいました。ピストはグライダーの離着陸時の管制以外に、クラブ員の搭乗割を決めて、地上のグライダーの出し入れを指示。ウインチマンやリトリブの交替時期の調整と多忙な役割ですが、卒なく進めてもらえました。おまけに自分もディスカスで36分のフライトで、本日唯一の滞空ポイント獲得と大活躍の一日でした。

 

さて夕方になって撤収フライト直前に、セルモータの調子が悪かったトーストウインチがついにダウン。エンジンがかからないので、伸ばしてある曳航索をドラムを人力で廻して巻き戻す羽目になり、機体をばらして終了できたのは19時頃と遅くなってしまいました。

 

(中)

 

 

一夜明けた日曜日、夜中に降った雨のせいで早朝からもわわっとした湿気が滑空場を覆っています。フライトと並行して格納庫でも耐空検査前の整備と前日に不調となったトーストウインチの復旧作業が始まり、人員も分散するのでフライトに出す機体も複座ブラニクと単座ディスカスの2機編成となりました。

 

フライトのコンディションは残念ながら雲が広がってしまい、30分以上の滞空は有村さんと鈴木辰さんの練習生お二人の2発のみ。両人共にそろそろ仕上げの段階に入っているのでソアリングも自身の操縦でしっかりとこなされたそうです。

 

他の練習生の皆さんも、上空での練習は勿論、フライト後のデブリでも教官からみっちり講評を頂きつつ、二日間の連続フライトの機会を存分に活かしています。

 

そして諸事情で3月以来のフライト復帰となった古谷さん。久々参加で3発のフライトとウインチ操作と復帰初日から大活躍してもらえました。

 

曳航索が1本しかないので単機発航なのと、滞空少な目なコトもあり17時の最終便で全21発。練習生、ライセンシーともに2~3発を穏やかな空の中飛べて、基礎練習にはぴったりの一日を過ごすことができました。

 

(渡)