耐空検査大会前半戦、晴れ→曇り→豪雨に翻弄

梅雨明け宣言とは裏腹に各地から大雨の報が聞こえてきますが、今日の岡崎地区は朝から晴れ模様。LS6、DG808(個人機)、ブラニクと都合3機の耐空検査を済ませてしまおうと機体係から呼びかけたのですが、集まったのはやや少なめの14名。

 

それでも前日の土曜日に草刈り隊が作業してくれていたおかげで、滑走路には大きな水たまりが所々残っているものの直ぐに使える状態。早速組みあがったLS6、DG808の順で検査フライトに取り掛かりました。

 

周囲には積雲も湧きだし条件も出てきたようで、DG808は検査合格後はそのまま滞空モードに移行し、オーナーの佐々木教官が久しぶりとあって、2時間弱のフライトを楽しんでいました。

 

練習生を乗せたデュオ・ディスカスも滞空しだしましたが、雲底が3,000ftもない状況で高くは上がれません。それでもDG808の様子を追っかけたりしていました。

 

他にも塚本さんが検査合格したLS6で早速1時間半のフライト、次にまわそうと降りてもらったものの、調子のよかったのはそこまで。遠くにはまだ積雲が残っているものの、滑空場上空はべったりと帯状の雲に塞がれて誰も上がれなくなってしまいました。

 

そうこうする内、耐空検査員の確認が終わってようやく組みあがったブラニクを発航点にセット。ところがその段階で雨がパラパラと。レーダーで見ると真っ赤になった雲が接近してきており、やがて土砂降りの雨に見舞われてしまいました。

 

このタイミングでフライトは中止。撤収フライトも出来なくなったので、雨上がりを待って一部は滑走路にトレーラを運んで収納しました。

 

というわけで、来週はブラニクの耐空検査飛行と今度は単座ディスカスの耐空検査も予定しています。これで夏休みの連続フライトに向けて全機準備完了となりますので、
暑さも雨も乗り越えてもうひと頑張り致しましょう。

 

(中)