2022シーズン飛び初め

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
今年も安全フライトに心がけて活動して参ります。

【1月2日】

キンキンに冷えた1月2日の早朝。今日から3日間グライダーの連続フライト。恒例の記念撮影をしたらフライト開始。中村会長搭乗のディスカスで2022シーズンが開幕です。

 

凍えるほど冷えた地面にしっかりと日射があるので、好条件の上昇気流も出るかと期待しましたし、北にそびえる御嶽山もくっきりと見えて視界も良好。私が飛んだ時は伊勢湾の向こうに見える鈴鹿の山々に「おお~っ」と声をあげてしまいました。

 

そんな好条件を期待した昨年の滞空王王者竹腰さんは「富士山拝みに行く!」と気合も十分。開幕からのスタートダッシュを狙っています。

 

・・・が、期待に反して条件はイマイチ。少し風は吹いても長くは飛べない静穏な空。午後を回ったあたりで一瞬の上昇気流があったようで、機を逃さず出撃した石川さんが今年最初にして本日唯一の滞空ポイント獲得となりました。

 

【1月3日】

フライト2日目は岐阜支部から岩田さん、佐藤(文)さん。

静岡支部から松村会長、魚住教官と御子息の一晴さんも参加で賑やかにスタート。

 

昨日に続いて日差しはあるものの、サーマルは生まれず。寧ろこの季節らしい北西の風が吹き始め、離着陸に全集中!風の呼吸!状態。真冬の風の中を飛ぶ訓練に終始した一日なってしまいました。

(渡)

1月4日

正月休み3日連続フライトの最終日は、教官が4名揃ったのに練習生は二人だけ。飛び放題になるかと思いましたが、お天気の方が甘くありませんでした。

 

飛行準備が出来た10時過ぎには既に北西風が強まってきており、それでも上がってしまえば好条件の様で、テストフライトのディスカスと次のデュオが早くも滞空モード。

 

それを見ていたいつもは条件が出るのを待っている単座組も、今日はいつまで飛べるか分からないとの読みで、朝来た順番通りにLS6とディスカスで出発。畑野さんと竹腰さんがしっかりと滞空ポイントを獲得していました。

 

その次、5発目のデュオには、岐阜支部の麥谷さんが息子さんを飛ばして欲しいと連れて来られていたので、風で飛べなくなる前にと順番飛ばしで乗ってもらいました。この頃には北西風も限界近く、離脱高度も900ftしか取れない状況でしたが、直ぐに強いサーマルにヒットしてあっという間に1,800ftまで。岡崎の町や周囲の景色を説明している間に、少し酔ってきたとのことでダイブ全開で降下し、11分で着陸。アプローチではかなり風に煽られたのでしばらく待機としました。

 

その後、吹き流しの竿竹も折れる状況となり、風が弱まる見込み無しとの判断で昼前に撤収となりました。

(中)