秋空を眺めつつ地上でお仕事な一日

コロナ禍によりグライダーのフライトも自粛中ではありますが、緊急事態宣言解除後すぐに飛べるようにと準備は怠らず。今週も10名ほどのクラブ員が集合して、各種作業となりました。

 

格納庫では今月半ばに耐空検査を予定しているデュオ・ディスカスの整備。整備士4名を中心に機体各所の清掃・ワックス掛け、点検作業が進みまして、次週には組み立てと計測が可能な状態まで仕上がりました。

 

整備と同時にトレーラーは車検にお出かけ。牽引ドライバーの若尾さんは格納庫に戻ると今度はウインチの整備に突入です。

 

一方滑走路側では放っておいたら見事なまでに成長してしまった、滑走路脇に茂る草木の伐採。人の背丈よりも高く、蔓も延びまくりなので刈払機ではかなりの重労働。通り道を確保したら、トラクターを入れて刈る『力こそパワー!』な作戦で進ますがもう草刈りではなく開拓の様相でした。

 

そんな中クラブに新しいアイテムが導入されました。準会員の石原さんが買い替えで不要になった草刈り機を2台も寄贈してくださいました!早速戦線に投入してみましたが、刈払機よりは楽チンで、トラクターよりは小回りが効くという有難いスグレモノ。

 

特に角度調整可能で斜面が刈れる小型機は予想以上の便利さ。トラクターでは転倒のリスクがある滑走路の際から土手を刈るのにとても役立ちます。石原さん、本当にありがとうございました!!皆さん大事に使いましょう。

 

強い日差しと海から吹く風に空を見上げると、飛ぶには絶好な姿を見せる空。あの雲めがけて飛んで行けたらと参加メンバーの誰もが思いつつ、作業に勤しんだ一日になりました。

(渡)