涼風の勢ひ余りて雲散らす

今日はかねてから計画していたトーストウインチのミッションオーバホールを始めるということで、1号ウインチ単索での運航となりました。ミッション降ろしは機材部長の山口さん、
神戸さんの働きで本日無事終了。山口さんはノーフライト、神戸さんは何と最終フライトで索切れを体験しました。ご苦労様です。

 

風は朝から北西風、11時頃には強いサーマルも出だして、堀田さん搭乗のブラニクも昇降計が振り切れるほどの勢いで、あっという間に2,000ftまで到達。しかし後が続かず、沈下に叩かれてあえなく11分で着陸という上がり降りでした。

 

それを見ていた畑野さん。今日のミッション、ディスカスのVHF無線検査に出撃し無事検査終了。その後もフライトを続けてGL5-4,500ftのコール後、「帰ってこ~い」の要請で1時間45分でやっと降りてきました。

 

その後も上空一面に雲が湧いているのですが、外れ雲が殆どで難しい条件が続きましたが、そうした中でもチャンスをつかんだフライトもあり、中学生の榊原くんがブラニクで1時間のフライト。直線飛行だけでなく、サーマル旋回の練習も沢山することができました。

 

続いては、本日体験搭乗を事前に申し込んで来られた小野さん、何とラインパイロットでグライダーのライセンスも海外で取得済の20代ですが、18分と短かったものの滞空も体験し、早速入会されました。その時の記念写真を取り損ねたので撤収作業中に再度着席願いました。今後の活躍が期待されます。

 

その後、午後3時を廻る頃には北西風がほぼ限界近くまで強まりましたが、これから迎える冬の季節風対応の良い訓練ができました。来週はいよいよ飛騨合宿が始まるということで、その準備も万端整えて今日の活動は終了しました。

(中)