陸上特殊無線通信士講習会
まずはじめに、今回の講習会を開催にあたり、主催して頂いた公益財団法人浜松市スポーツ協会、講師を務めてくださった吉澤様を始め、サポート頂いた中航連静岡支部、会場の岡崎市体育館をご提供いただいた公益財団法人岡崎市スポーツ協会の皆様には、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
グライダーの運航に欠かせない無線機での交信。機体同士はもちろん、地上との交信も確実にできて初めて安全にフライトできます。そんな無線交信の環境も年月が経てば法律や運用が新しくなっていきまして、クラブとしても時代に合わせたアップデートが必要。そのためにはまずは『資格』を取得しなければというコトに。
グライダーに搭載されている無線機を扱うために必要な『航空特殊無線通信士』はほとんどのクラブ員が持っていても、地上での無線機操作に本来必要な『陸上特殊無線通信士』は一部の方のみが現状。個々に取得してくださいねと言われはするも、なかなか腰が上がらず・・・なので、ここは皆で揃って一気に取得しちゃいましょう!となりました。当日は我々岡崎の面々が15人、岐阜支部からは3人と総勢18名が資格取得に挑んだのでありました。
既に同様の講習会を実施した静岡支部に倣い、1日コースの講習+試験を実施。必要な知識の習得に励みます。午後からの本番試験に備えた模擬問題には一同大変苦しめられました。みな必死こいて解いていた過去問題は四択式、模擬問題はまさかの○×方式で苦戦。頭がかる~くショートしていた人もチラホラと・・・
それでも本番試験はほとんどの人が合格。ホッとしたのでありました。
クラブ員で今回参加できなかった方はまずは各自で受験という形になりますが、是非トライしてみてください。講習会でも言われていたように、この動きが日本中のグライダークラブに広がって、全国規模の共通規格で安全にフライトができる環境を整える一助になれば幸いです。
写真は全工程を終えて、安堵の表情を浮かべる一同。
(渡)